【3月10日|ドル円】158円台後半から急反落。今日は“戻り売り優先”か、それとも157円台の押し目を拾うか

おはようございます。専業トレーダーkomaseです。
今朝も起きてすぐにチャートを確認し、そのあとにファンダを整理して、今日のドル円戦略をまとめました。

昨日のドル円は、週明けに中東情勢の緊張と原油急騰を背景に上値を試したものの、その後は流れが一変しました。Reutersによると、原油は一時1バレル119ドル近辺まで急騰しましたが、G7での戦略備蓄放出協議や、トランプ大統領が対イラン戦争は早期に終わる可能性があるとの見方を示したことで、原油高がいったん和らぎ、市場の過度な警戒も後退しました。

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その結果、ドル円は158円台後半で伸び悩んだあとに急落し、今朝は157.7円前後まで押し戻されています。日本株も昨日は大きく売られ、Reutersによると日経平均は5.2%安となり、原油ショックと中東リスクが日本市場に重くのしかかったことが確認できます。

つまり今日は、
「昨日の急落がまだ続くのか」
それとも
「いったん売られすぎの反発が入るのか」
この見極めが大事になる一日です。

🎣概況

足元のドル円は、原油高を材料に上昇した流れがいったん巻き戻された状態です。Reutersによると、G7では緊急備蓄放出の議論が行われ、エネルギー相会合も控える一方、現時点では「ただちに放出する」という広い合意には至っていません。ただ、市場は“放出の可能性そのもの”を織り込み、原油の上値を抑える方向に反応しました。

さらに、Reutersはトランプ大統領がイラン戦争について「かなり進展している」との趣旨の発言をしたことで、株は買い戻され、原油は高値から失速し、ドルも乱高下したと報じています。昨日のNY時間引け前のドル円急落は、まさにこの流れの影響を受けた動きとして理解しやすいです。

そのため今日の相場は、昨日までの
「有事のドル買い一本」
ではなく、
「原油が落ち着くならドル円も一度調整しやすい」
という視点を持って見たい局面です。

🎣テクニカル分析(意識されるライン)

🔷4時間足

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4時間足では、直前まで強い上昇トレンドでしたが、昨日の急落で一気に調整色が強まりました。
ただし、まだ大きく見ると上昇波の中の押しとも見える位置です。

意識したいラインは以下です。

  • 上値の重いゾーン:158.57前後
  • 直近の戻り売り候補:157.97〜157.98前後
  • 現在値付近の攻防ライン:157.67前後
  • 下のサポート候補:157.34前後
  • さらに下の深押し候補:156.73前後

4時間足では、157.67を明確に割り込んで定着するかどうかがまず大事です。
ここを割ってくると、調整が157.34、さらに156.73方向まで広がる余地があります。

🔷1時間足

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1時間足は、GMMAを一気に下抜けており、短期的にはかなり弱い形です。
昨日までの押し目買い優勢の形から、今朝は戻り売り優勢に傾いていると見たほうが自然です。

意識したいラインは以下です。

  • 上値抵抗:157.97〜157.98前後
  • さらに上の戻り売り候補:158.57前後
  • 現在の分岐ライン:157.67前後
  • 下値目安:157.34前後
  • 深い下値目安:156.73前後

1時間足では、157.97を回復できない限りは戻り売りが入りやすい形です。
逆に言えば、157.97をしっかり回復してくるなら、短期の自律反発が強まりやすくなります。

🔷15分足

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15分足はきれいな下落トレンドです。
GMMAは下向きに拡散し、戻しても売られやすい並びになっています。
RCIも低位にあり、短期的にはまだ下向きの勢いが残っています。

意識したいラインは以下です。

  • 戻り売りの本線:157.97前後
  • 直近の攻防ライン:157.67前後
  • 下値の目安:157.34前後

今の15分足は、157.67を挟んだ戻りの強弱を見るのがわかりやすいです。
戻しても157.97に届かず失速するなら売り優勢、
157.97を回復して定着するなら売りがいったん一巡した可能性を考えたいです。

⭕今日のトレード戦略

今日は、現時点では戻り売り優先で見ています。
昨日の急落で、短期の流れははっきり下向きに変わりました。

ただし、注意点もあります。
昨日の下げはニュース主導で一気に走った面があるため、東京時間にいったん反発が入る可能性はあります。
ですので、今日の考え方はシンプルです。

・基本は戻り売り優先
・ただし157.97を明確に回復したら売り目線をいったん弱める
・157.34付近では下げ止まり確認も必要

この3つで見ていきます。

このラインより上のエリアが無料で表示されます。

🔸シナリオ1:157.97付近まで戻してからの戻り売り

エントリーポイント

  • 157.90〜157.98付近まで戻す
  • 15分足で上ヒゲ陰線、もしくは反落確認
  • RCIが高値圏から下向きに折れる場面

利確目標

  • 第1目標:157.67付近
  • 第2目標:157.34付近
  • さらに下が走るなら156.73付近

損切り

  • 158.10超え
  • 安全に見るなら158.25超えで撤退

考え方

今日の本線シナリオです。
短期の流れは下なので、戻ったところを売るのが一番やりやすい場面です。

🔸シナリオ2:157.67を割って戻せないなら順張り売り

エントリーポイント

  • 157.67を下抜け
  • その後の戻りで157.67が上値抵抗に変わる
  • 5分足〜15分足で戻りが弱いのを確認して売り

利確目標

  • 第1目標:157.34付近
  • 第2目標:156.73付近

損切り

  • 157.80超え
  • 戻り高値を明確に超えたら撤退

考え方

東京時間で弱いまま推移するなら、この形も十分あります。
ブレイク直後を追うより、一度戻りを待ってからのほうが入りやすいです。

🔸シナリオ3:157.34付近で下げ止まれば短期の逆張り買い

エントリーポイント

  • 157.34付近で下げ止まり
  • 15分足で反発の陽線
  • RCIが売られすぎから切り返す場面

利確目標

  • 第1目標:157.67付近
  • 第2目標:157.97付近

損切り

  • 157.25割れ
  • もしくは直近安値更新で撤退

考え方

これはあくまでサブシナリオです。
今は下落トレンドの最中なので、買うなら下げ止まり確認が必須です。
早すぎる逆張りは捕まりやすいので注意したいです。

✅まとめ

今日のドル円は、昨日までの有事のドル買いの巻き戻しを受けて、短期的には下方向を意識しやすい形です。Reutersによると、原油は戦争拡大懸念で急騰した一方、その後は戦略備蓄放出の思惑や、戦争終結への期待で高値から失速しました。ドル円の急落も、この原油失速とリスク警戒後退の流れに重なっています。

そのため、今日の結論はこうです。

・基本は戻り売り優先
・157.97を回復できるかが上方向への分岐
・157.67割れは下落継続に注意
・157.34ではいったん下げ止まり確認

昨日は上だった相場が、今日は一気に下へ傾いています。
こういう日は、前日までの強気を引きずらず、今の流れに合わせて立ち回ることが大切です。

焦って底を決めにいくより、
戻りを待つ、反応を待つ、抜けを確認する。
今日はこの姿勢でいきたいです。

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