【3月23日週明けのドル円戦略】159円台は上抜け継続か、それとも急反落か。有事相場を3シナリオで整理

おはようございます。専業トレーダーのkomaseです。
週明けのドル円は、テクニカルだけで素直に判断しにくい地合いになっています。
今回は、4時間足・1時間足・15分足を見ながら、週明けのドル円デイトレード戦略を整理しました。
GMMAの並び、pivotライン、RCIの向きから見ると、足元は戻しが入っている一方で、上では159.87付近の強い抵抗が意識されやすい形です。
加えて、中東情勢をめぐるヘッドラインが相場を大きく振らせる可能性があります。ロイターやAPによると、トランプ米大統領はイランに対してホルムズ海峡の全面再開を48時間以内に求め、従わなければ発電所攻撃も辞さない姿勢を示しました。これに対しイラン側も、攻撃があればホルムズ海峡の全面封鎖や地域のエネルギー関連施設への報復を警告しており、原油市場の緊張が強まっています。実際にブレント原油は22日時点で1バレル112ドル台まで上昇し、約4年ぶりの高値圏です。
こういう日は、予想を当てにいくよりも、
「どのラインを抜けたら買うのか」
「どこで失速したら売るのか」
「どこなら見送るのか」
を先に決めておくことが大切です。
今日も、初心者の方にもわかりやすいように、できるだけシンプルに整理していきます。
あなたのトレードの参考になればうれしいです。
🎣概況
週明けのドル円は、地政学リスクによる乱高下警戒が前提です。
中東情勢を背景に、原油高・株先物の不安定化・リスク回避のフローが出やすく、通常の月曜朝よりも値が飛びやすい地合いが想定されます。特にホルムズ海峡をめぐる発言は、為替だけでなく原油・株・債券にも波及しやすく、ヘッドライン1本で数十pips動いてもおかしくありません。
ただし、チャートだけを見ると、ドル円は先週後半に大きく下げたあと、そこから159円台までしっかり戻している状態です。
つまり今は、
- 下げの流れが終わって再上昇に入るのか
- ただの戻りで終わって再び売られるのか
- 159.87の上抜け待ちで揉み合うのか
この3つを見極める場面です。
🎣テクニカル分析(意識されるライン)
🔷4時間足

4時間足では、いったん大きく崩れたあとに急速な自律反発が入っています。
GMMAはまだ完全な上昇再開の並びとは言い切れませんが、短期線が持ち直してきており、売り一辺倒の形ではなくなってきました。
意識したいラインは次の通りです。
- 159.878付近
直近の強い上値抵抗です。ここを明確に抜けるかどうかで、週明けの強弱感がかなり変わります。 - 159.026付近(4時間足半値戻し)
戻しの中心として見やすい水準です。押してもこのあたりで支えられるなら、買いが残りやすいです。 - 158.569付近
短期の分岐ラインです。ここを割ると、戻り優勢から再び弱気に傾きやすくなります。 - 157.704付近
4時間足ベースで下に走ったときの次の受け皿候補です。 - 156.889付近
下方向へ崩れた場合の強い支持候補です。
4時間足RCIは下から持ち直し気味で、売られすぎからの反発局面を示しています。
ただし、反発がそのままトレンド転換になるとは限らず、159.87手前で止められるなら「戻り売り再開」の形になりやすいです。
🔷1時間足

1時間足では、安値からの切り返しでGMMAの上に乗せてきており、短期的にはかなり形が改善しています。
ただし、上には右肩下がりの抵抗線が残っていて、ちょうどその上に159.87付近の水平抵抗もあります。
つまり1時間足は、
- 下からの回復は強い
- でも上はまだ完全には抜けていない
という、いちばんやりにくい中間地点です。
見方としてはシンプルで、
159.40台〜159.50台を維持したまま159.87へ再アタックできるかがポイントです。
逆に、159.40付近で失速し、158.569方向へ押し戻されるようなら、
「戻りが一巡しただけ」と見て、売り優勢に戻る可能性があります。
1時間足RCIも上向きで、買いの勢い自体は残っています。
そのため、現時点では一方的な戻り売りより、押しを待っての買い、または上抜け確認後の買いのほうが形としてはきれいです。
🔷15分足

15分足は、短期の上昇トレンドがかなりきれいです。
GMMAが拡散しながら上を向いており、価格は159.027付近を上に保ったまま推移しています。
短期で意識したいのは次の2点です。
- 159.027付近を維持できるか
- 159.50台から159.87に向けてもう一段上があるか
15分足で見ると、今は押し目買いが機能しやすい形ですが、
月曜朝は窓・スプレッド拡大・ヘッドライン急変が重なることがあるため、寄り付き直後の飛びつきは慎重に見たいです。
RCIも高値圏に入っているため、上昇中ではあるものの、
短期的には一度押しが入ってもおかしくありません。
その押しを浅くこなして再び上を試すなら買い、
押しが深くなって159.027や158.569を割るなら、買いは一度リセットで考えたいところです。
⭕今日のトレード戦略
今日は、159.87を抜けるか、159.02を守るか、158.56を割るか。
この3点を軸に見ていくのがわかりやすいです。
このラインより上のエリアが無料で表示されます。
🔸シナリオ1:159.87を上抜けしたら順張りで買う
もっとも強いシナリオです。
4時間足・1時間足ともに意識されている159.878付近の上抜けが確認できれば、売り方の損切りも巻き込みやすく、上に走る可能性があります。
エントリーポイント
159.87を明確に上抜け後、1分〜15分足で押しを作って再度支えられた場面
利確目標
まずは160.10前後
その次は160.30前後を段階利確の候補
損切り
159.87を抜けたあと、再びその下へ潜って滞在するなら撤退
目安としては159.70割れ前後
この形は、
「抜けたから買う」ではなく、
抜けたあとに上で支えられたのを確認して買うのがポイントです。
🔸シナリオ2:159.02付近まで押して反発したら押し目買い
今の流れにいちばん素直なのはこのシナリオです。
15分足・1時間足の上昇基調が続くなら、159.026前後は押し目候補になりやすいです。
エントリーポイント
159.02前後までの押し
そこから下ヒゲ、陽線包み、GMMA再上抜けなど反発確認後
利確目標
159.40前後
次に159.70前後
伸びるなら159.87再トライ
損切り
158.90割れ、または反発が弱く15分足で明確に崩れたところ
このシナリオでは、
押したから即買いではなく、止まったことを確認して入るのが大事です。
月曜朝は想定より深く押すことがあるため、先に刺して待つより、反発確認型のほうが無難です。
🔸シナリオ3:158.569を割ったら戻り売りに切り替える
買いシナリオが崩れる形です。
4時間足・1時間足ともに、158.569はかなり重要な分岐です。ここを下抜けると、足元の戻しが失速し、再び下方向へ流れやすくなります。
エントリーポイント
158.569を明確に割ったあと、戻してもこのラインを回復できない場面
利確目標
まずは157.704付近
さらに弱ければ156.889付近
損切り
158.70〜158.80台へ戻して定着したら撤退
この売りは、
単なる逆張りではなく、戻し失敗を確認してからの売りです。
特にヘッドラインで一気に下へ走る日ほど、途中から追いかけると踏まれやすいので、戻り待ちを徹底したいです。
✅まとめ
週明けのドル円は、
有事ヘッドラインで乱高下しやすい一方、チャート上は159円台回復で強さも見せている難しい場面です。
今日のポイントはシンプルです。
- 159.878を抜ければ上昇継続を見やすい
- 159.026を支えれば押し目買い優位
- 158.569を割れば戻り売りへ切り替え
この3本立てで見ておけば、無理に予想を決め打ちしなくて済みます。
中東情勢をめぐる米国とイランの応酬は週明けも市場の大きな不安材料で、ホルムズ海峡やエネルギー施設を巡る発言次第で、為替・原油・株が連動して荒れやすい状況です。週明けは特に流動性が薄い時間帯もあるため、普段よりロットを落として対応するほうが安全です。
大事なのは、
当てにいくことではなく、ラインに反応してついていくことです。
今週も焦らず、
「ここを超えたら買う」
「ここを割れたら売る」
「中途半端なら見送る」
この3つを徹底していきましょう。
あなたのトレードが、少しでも安定につながればうれしいです。


