【3月24日朝のドル円戦略】158円台は戻り売り優勢か。CPIと中東ヘッドラインで乱高下に備える日

おはようございます。専業トレーダーのkomaseです。
今朝のドル円は、昨日の急落で崩れた流れをまだ引きずっており、「戻れば売られやすい地合い」が続いています。

ただし、今日はいつも以上に油断しにくい一日です。
日本では8:30に2月の全国CPIが本日公表予定で、日銀の追加利上げ観測に影響しやすい材料です。加えて、中東情勢をめぐる報道で原油・金利・株が揺れやすく、為替もヘッドライン主導になりやすい状況です。日本の通貨当局も、原油市場の投機が為替相場の変動につながっているとして警戒を強めています。なお、米国とイランをめぐっては、トランプ大統領が軍事行動をいったん延期し、協議の進展を見極める姿勢を示した一方、イラン側は接触自体を否定しており、報道がぶれやすい点には注意が必要です。

ですので今日は、方向を当てにいくよりも、
「どこまで戻せば売りやすいのか」
「どこを明確に上抜けたら見方を変えるのか」
この2点を先に決めておくことが大切です。

🎣概況

ドル円は昨日20時ごろに大きく下落し、その後に買い戻しは入ったものの、戻りは限定的です。
4時間足・1時間足ともに、上から押さえられる形が残っており、現時点では上昇再開というより、急落後の自律反発の範囲に見えます。

特に今日は、材料が複数重なっています。

  • 中東情勢を受けたヘッドライン相場
  • 原油高と米金利の思惑
  • 日本のCPI公表による円主導の変動
  • 159円台後半を意識させる円安けん制

このため、一方向に走る日というより、材料で一気に振れては戻す不安定な日として考えておきたいです。
実際、ロイターは日銀が中東情勢による原油高と円安由来のインフレ圧力を警戒していると報じており、足元では円と金利の両面が意識されやすい地合いです。

🎣テクニカル分析(意識されるライン)

🔷4時間足

4時間足では、昨日の急落で相場の空気がかなり変わりました。
直前まで上を試していた流れから一転し、GMMAの内側へ深く押し戻され、上値の重さが強く出ています。

見ておきたいポイントは次の通りです。

  • 上の抵抗帯は 158.60付近
  • その上は 158.84〜158.85付近
  • 下の重要サポートは 157.99前後
  • さらに下は昨日安値圏が意識されやすい地合い

4時間足の形だけを見ると、まだ完全な下落トレンド確定とまでは言い切れません。
ただ、高値圏で失速してからの下押しが強く、戻り売りが入りやすい形です。

つまり今は、
「安値を割るかどうか」よりも、「戻してもGMMA上にしっかり戻せない」ことの方が弱さのサインとして重要です。

🔷1時間足

1時間足はかなりわかりやすく、下向きに傾いた流れの中での戻し局面です。

確認したいラインは以下です。

  • 158.603 付近:まず最初の戻り売り候補
  • 158.847 付近:上抜けるとショートの優位性がやや低下
  • 157.989 付近:直近サポート
  • 157.506 付近:次の下落ターゲット候補

1時間足ではGMMAが下向きに拡散しつつあり、価格がその下側に位置しています。
このため、現時点では基本スタンスはやはり戻り売り優先です。

また、RCIも全体として下方向を示しており、反発しても勢いが続きにくい印象です。
大きく戻す場面があっても、158.60〜158.85ゾーンで失速するかどうかはかなり大事です。

🔷15分足

15分足では、短期的にいったん下げ止まったあと、小さく戻しています。
ただし、上には斜めのレジスタンスラインが走っており、戻しても伸び切れていない状態です。(直近下落の半値戻しで下落)

意識したいラインは次の3本です。

  • 158.443 付近:直近の短期分岐
  • 158.603 付近:戻り売り本命候補
  • 158.847 付近:上抜けると見方を修正したいライン

今の15分足は、
「下げ切って反転した強い買い」ではなく、
**「急落後の戻しが続くかどうかを試している途中」**に見えます。

ですので、朝の時点で大事なのは、
158.44を超えても伸びないなら売り場探し
158.60を明確に超えて定着するならいったん売り目線を弱める
この切り分けです。

⭕今日のトレード戦略

今日は、材料相場で上下に振れやすい一日です。
そのため、最初から決め打ちせず、ラインに対する反応を見てから入るのが基本です。

結論としては、

  • 基本は 戻り売り優先
  • ただし 158.60超えで売り一辺倒は危険
  • CPIや中東ヘッドライン直後は無理に飛び乗らない

この3点で考えます。

🔸シナリオ1:戻り売り本線

想定
158.44〜158.60付近まで戻したあとに失速し、15分足で上ヒゲ陰線や戻り高値失敗が出るパターン。

エントリーポイント
158.44〜158.60ゾーンで反発が止まり、陰線確定を確認してショート。

利確目標

  • 第1目標:158.00前後
  • 第2目標:157.99割れ
  • 伸びれば:157.50付近

損切り
158.85を明確に上抜けたら撤退。

考え方
今日もっとも素直なのはこの形です。
1時間足の戻り売り構造と合っており、無理のない戦い方です。
特に158.60前後で止められる動きが見えれば、短期トレードとして組み立てやすいです。

🔸シナリオ2:サポート反発の短期ロング

想定
157.99付近まで下げたあと、割れずに反発し、15分足で安値切り上げが出るパターン。

エントリーポイント
157.99前後で下げ止まり確認後、15分足の戻り高値を上抜けたところで短期ロング。

利確目標

  • 第1目標:158.44
  • 第2目標:158.60

損切り
157.99を明確に割れて定着したら撤退。

考え方
地合いは売り優勢なので、これはあくまで逆張り寄りの短期回転です。
長く持つより、反発分を丁寧に抜くイメージが向いています。
初心者の方は、このシナリオでは欲張らず、戻り売り候補帯までで終える意識が大切です。

🔸シナリオ3:158.85上抜けで流れ転換を確認して押し目買い

想定
材料で一気に買い戻され、158.85を明確に上抜け、1時間足ベースで売り圧力を崩すパターン。

エントリーポイント
158.85を上抜けたあと、押し目を作って下げ止まる場面を待ってロング。

利確目標

  • 第1目標:159.10前後
  • 第2目標:159.30台

損切り
158.60を再び割り込むなら撤退。

考え方
今の地合いでは本命ではありません。
ただし、今日はCPIやヘッドラインで一気に流れが変わる可能性があります。
「売り目線だったけれど、上抜けたので考えを変える」という柔軟さはとても大切です。

✅まとめ

今日のドル円は、急落後の戻り局面をどう処理するかがテーマです。
チャートだけ見れば、現時点ではまだ戻り売り優勢と考えています。

注目ラインは次の3つです。

  • 158.443
  • 158.603
  • 158.847

そして下は、

  • 157.989
  • 157.506

このあたりを軸に見ていきたいです。

今日は特に、材料が強く入る日です。
統計局は全国CPIの2月分を本日公表予定としており、日銀の先行き観測に影響しやすい材料です。加えて、中東情勢は依然として不安定ですが、昨晩時点ではトランプ大統領が対イラン攻撃をいったん延期したと報じられており、直前の見出しだけで飛び乗ると振らされやすい局面です。

ですので今日は、
無理に当てにいかず、戻り売りを基本にしつつ、上抜けたら素直に修正する。
この姿勢がいちばん現実的だと思います。

焦って入るより、
「ラインまで引きつけて、反応を見てから入る」
これを徹底したい一日です。

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