【3月4日・ドル円】157円台後半は重い。原油高の円安圧力と上値切り下げの攻防を読む日

おはようございます。専業トレーダー komase です。
今朝も朝一番でチャートを確認し、そのあとにファンダメンタルズを整理して、今日のドル円戦略をまとめました。

足元の相場は、とてもわかりやすい単純相場ではありません。
中東情勢の緊張が続くことで、原油価格の高騰とエネルギー供給不安が意識されやすく、日本にとっては円安材料として見られやすい地合いです。Reutersも、イラン情勢が長引けばエネルギー高を通じて円安圧力が強まり、日銀の政策判断も難しくなると伝えています。

一方で、ドル円のチャートそのものを見ると、157円台後半では買いが続かず、上値を切り下げながらのレンジ気味になっています。
つまり今日は、

ファンダは円安寄り(しかし口先介入警戒強まる)
でも
短期テクニカルは上値が重い

という、両方を見ながら判断する日です。

そのため今日は、
157.662をしっかり超えて再び上を試すのか
それとも
157.492付近を割って下方向へ調整が進むのか
この分岐を丁寧に見ていきたいです。

🎣概況

いま市場で強く意識されているのは、中東情勢とエネルギー価格です。
報道では、イラン情勢の悪化が原油市場を揺らし、ホルムズ海峡を通る供給不安がクローズアップされています。実際、トランプ大統領は「世界へのエネルギーの自由な流れを確保する」とし、必要なら米海軍がホルムズ海峡でタンカーを護衛する可能性に言及しています。

こうした局面では、日本のような資源輸入国は原油高の影響を受けやすく、円売りが出やすいです。Reutersも、イラン危機は日本の金利見通しや日銀の利上げ観測を曇らせ、円の重しになり得ると伝えています。

ただし、ドル円は一本調子で上がっているわけではありません。
1時間足・15分足では、157円台後半で上値を抑えられ、短期的にはむしろ高値切り下げの形が見えています。

つまり今日は、

  • 原油高による円安圧力で下がりにくい
  • でも短期的には高値追いもしにくい

この板挟み相場として考えるのが自然です。

🎣テクニカル分析(意識されるライン)

🔷4時間足

4時間足は、全体としてまだ上昇基調を維持しています。
GMMAは上向きで、価格も中長期線の上に位置しており、大きな流れでは買い優勢です。

ただし、直近高値圏に入ってからは勢いが少し鈍っています。
いま意識したいのは次のラインです。

  • 158.459 … 上方向の次の大きなターゲット
  • 157.662 … 直近上値の攻防ライン
  • 157.162 … 短期サポート
  • 156.805 … 押しが深くなった時の重要サポート
  • 156.443 … 下方向へ崩れた場合の次の意識ライン

4時間足では、157.162を上で保てる限りは上昇トレンド継続目線で見やすいです。
逆に、157.162を明確に割ってくると、上昇はいったん一服して、156.805方向への押しが深くなる可能性が出てきます。

🔷1時間足

1時間足では、157.993を付けたあとに上値を切り下げているのがわかりやすいです。
高値を更新できず、157.662付近でも重くなっているため、短期的には買いの勢いが少し落ちています。

ここで見るべきポイントはシンプルです。

  • 157.662を上抜けて定着できるか
  • 157.492付近を支えに持ちこたえるか
  • 157.162を割って、調整が深くなるか

1時間足は、上昇トレンドの中の調整にも見えますし、
短期的な天井圏のレンジにも見えます。
なので、今日は「どちらにも対応できる準備」が大切です。

🔷15分足

15分足では、よりはっきりと上値切り下げの小さな三角持ち合い気味の形が見えます。
157.662〜157.993が上の壁、157.492〜157.162が下の支えです。

RCIも短期ではやや下向きで、買い一辺倒では入りづらい形です。
ただ、完全に崩れたわけでもないので、

  • 157.662を抜ければ上再開
  • 157.492を割れれば下押し進行
  • 157.162を割れれば売り優勢が強まる

という見方がわかりやすいです。

初心者の方は、こういう日は真ん中で無理に入らないことが大事です。
上か下、どちらかに少し動いてからついていくほうが戦いやすいです。

⭕今日のトレード戦略

今日は、
上は157.662、さらに上は157.993
下は157.492、次に157.162
この並びを基準に考えます。

🔸シナリオ1:157.492〜157.162で下げ止まり、再び上を試す押し目買い

エントリーポイント

  • 157.492近辺、または157.162近辺まで押す
  • 15分足で下ヒゲや反発陽線が出る
  • RCIが下向きから持ち直す
  • 1時間足でサポート維持を確認

利確目標

  • 第一目標:157.662
  • 第二目標:157.993

損切り

  • 157.162を明確に下抜け
  • または反発起点の安値割れ

考え方
全体の流れはまだ上です。
しかも原油高・中東リスクという背景は、円にとって重しになりやすいです。だからこそ、今日の本命は押して止まれば買いです。

🔸シナリオ2:157.662を上抜けて、157.993再トライを狙う順張り買い

エントリーポイント

  • 157.662を明確に上抜け
  • 抜けたあとにすぐ失速せず、その上で推移
  • 15分足で押しが浅く再上昇

利確目標

  • 第一目標:157.993
  • 第二目標:158.459

損切り

  • 157.662を抜けたのに再び下へ押し戻された場合
  • 直近押し安値割れ

考え方
157.662を超えてくると、短期の上値切り下げが崩れ、再び買いが入りやすくなります。
そこから157.993を抜けるなら、相場はもう一段上を試しやすいです。

🔸シナリオ3:157.492を割れて戻せないなら、157.162〜156.805を狙う戻り売り

エントリーポイント

  • 157.492を下抜け
  • 戻りで157.492が重くなる
  • 15分足・1時間足で戻り売りの形

利確目標

  • 第一目標:157.162
  • 第二目標:156.805
  • さらに弱ければ 156.443

損切り

  • 157.492を明確に上抜け直した場合
  • 戻り高値超え

考え方
ファンダは円安寄りでも、短期チャートが崩れれば一度下に走ることは普通にあります。
157.492を割って戻せないなら、今日は買い優勢の日ではなく、調整が続く日と見たほうが戦いやすいです。

✅まとめ

今日のドル円は、
原油高と中東リスクで円安圧力がかかりやすい
一方で、
157円台後半では上値が重く、短期は切り下げ気味
という相場です。Reutersは、イラン危機が長引けばエネルギー高を通じて円安を招きやすい一方、市場の不安定さも増すと伝えています。

今日の重要ラインを整理すると、

  • 上の分岐:157.662
  • 高値ターゲット:157.993
  • 下の分岐:157.492
  • 下値の重要ライン:157.162、156.805

です。

つまり今日は、

157.492〜157.162で止まれば押し目買い
157.662を超えれば高値再トライ
157.492を割って戻せないなら下方向へ調整継続

この3つで見ていくと、かなり整理しやすいです。

こういう日は、真ん中で無理に入るより、
サポート反発を確認して買う
または
サポート割れを確認して売る
このどちらかに絞るのがおすすめです。

今日も無理に全部取りにいかず、
取れるところだけを丁寧に狙っていきましょう。
あなたのトレードの参考になればうれしいです。

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