【3月5日・ドル円】157円近辺まで下押し。今日は“押し目買い継続”か“156円台前半まで調整”かの分岐日

おはようございます。専業トレーダー komase です。
今朝も朝一番でチャートを確認し、そのあとにファンダメンタルズを整理して、今日のドル円戦略をまとめました。

昨日のドル円は、ここ数日続いていた有事のドル買いがいったん巻き戻され、157円近辺まで下押しする場面がありました。きっかけは、イラン側が対話の用意を示しているとの一部報道で、市場が少し落ち着きを取り戻したことです。

ただし、ドル円が一気に崩れたわけではありません。
米ADP雇用統計は6.3万人、ISM非製造業景況指数は56.1と、米経済の底堅さを示す内容でした。ISM非製造業の56.1は2022年7月以来の高水準で、米景気の強さを意識させる数字です。

つまり今の相場は、
有事プレミアムは少し剥がれた
でも
米経済の強さがドルを支えている
という状態です。

そのため今日は、
156.802を支えに押し目買いが入るのか
それとも
156.443方向まで調整が続くのか
この見極めがポイントになります。

🎣概況

相場は、先週までの「中東情勢=有事のドル買い」という反応から、少しずつ米経済の強さに注目が戻る流れになりつつあります。

昨日発表された米指標はしっかりしていました。

  • ADP雇用統計:6.3万人
  • ISM非製造業景況指数:56.1

どちらも予想を上回っており、特にISM非製造業はかなり強い内容です。Reutersも、サービス業の活動が3年半超ぶりの高水準に達し、米景気は底堅いとの見方を伝えています。

一方で、為替市場では地政学リスクへの過度な反応がいったん和らぎ、これまで進んでいたドル買いの巻き戻しが出ました。Reutersによると、イランが対話に前向きとの報道を受けて、ドルは複数通貨に対してやや下落しました。
カレンシーアナライザー

このため、ドル円は今、
上昇トレンドの中の調整局面
として見るのが自然です。

大きく崩れたわけではないので、
今日は下げたところを買う流れが戻るかどうかに注目したいです。

🎣テクニカル分析(意識されるライン)

🔷4時間足

4時間足は、依然として上昇トレンドの中です。
ただし、157.993まで上昇したあとに上値を抑えられ、現在は調整が入っています。

意識したいラインは次の通りです。

  • 157.993 … 直近高値・最重要レジスタンス
  • 157.491 … 戻り売りが入りやすい上値ライン
  • 156.802 … 目先の重要サポート
  • 156.443 … さらに下の押し目候補

4時間足では、156.802を上で維持できるかがまず大きなポイントです。
ここで止まれば、上昇トレンドの中の健全な押しと見やすいです。
逆に割れてくると、調整が深くなって156.443方向を試しやすくなります。

🔷1時間足

1時間足では、157.993からの下落が続き、現在は下降チャネル気味の形になっています。
GMMAも短期線が下向きになっており、短期ではまだ戻り売りが入りやすいです。

見るべきポイントはシンプルです。

  • 156.802で止まれるか
  • 157.491まで戻しても上値が重いか
  • 156.443まで押しが深くなるか

1時間足の現状だけを見ると、まだ少し売り優勢です。
ただし、この下落がそのまま大きな下落トレンドに変わるかというと、まだそこまでは言いにくいです。
なので今日は、売り一辺倒ではなく、下げ止まりの反応を見て買いを狙う準備も必要です。

🔷15分足

15分足では、深夜から早朝にかけて下げたあと、やや下げ止まりの動きが見えています。
ただし、反発はまだ弱く、戻しても上にはGMMAや短期レジスタンスが並んでいます。

短期で意識したいのは、

  • 156.802を明確に維持できるか
  • 157.10前後を回復して反発の形を作れるか
  • 156.802を割って156.443に向かうか

というところです。

RCIも短期では売られすぎ感が出やすい位置ですが、
こういう場面はすぐに逆張りで飛びつくより、反発の確認を待つほうがやりやすいです。

⭕今日のトレード戦略

今日は、
156.802が短期の分岐ライン
上は157.491、下は156.443
この形で見ていきます。

🔸シナリオ1:156.802で下げ止まり、押し目買いが入るケース

エントリーポイント

  • 156.802近辺で下げ止まる
  • 15分足で下ヒゲや反発陽線が出る
  • RCIが下向きから上向きに切り替わる
  • 1時間足で安値切り上げが見える

利確目標

  • 第一目標:157.10前後
  • 第二目標:157.491

損切り

  • 156.802を明確に下抜け
  • または反発起点の安値割れ

考え方
米経済指標は強く、全体の地合いもまだ大きく崩れていません。
そのため、今日の本命はやはり156.802近辺からの押し目買いです。
ただし、反発確認なしの飛び乗りは避けたいです。

🔸シナリオ2:157.10〜157.491まで戻すが、上値が重ければ戻り売り

エントリーポイント

  • 156.802から反発
  • 157.10〜157.491ゾーンで失速
  • 15分足で上ヒゲ陰線やRCI反転下向き
  • 1時間足で戻り売りの形

利確目標

  • 第一目標:156.802
  • 第二目標:156.443

損切り

  • 157.491を明確に上抜け
  • 戻り高値更新

考え方
短期トレンドはまだ下向きです。
ですので、戻しても157.491手前で止まるようなら、今日は戻り売りが機能しやすい日になる可能性があります。

🔸シナリオ3:156.802を割れて戻せないなら、156.443までの下押しを狙う売り

エントリーポイント

  • 156.802を下抜け
  • 戻りで156.802が重くなる
  • 15分足・1時間足で戻り売りの形が出る

利確目標

  • 第一目標:156.443
  • 第二目標:156.443を割れるなら、その下のサポート候補へ

損切り

  • 156.802を再び上抜けた場合
  • 戻り高値超え

考え方
156.802は今日のかなり大事なラインです。
ここを割って戻せないなら、今の調整はもう一段深くなりやすく、買いよりも売り優勢で考えたほうが整理しやすいです。

✅まとめ

今日のドル円は、
有事のドル買いが少し巻き戻されている
一方で、
米経済指標の強さがドルを支えている
という相場です。Reutersは、イランとの対話期待でドル高が一服した一方、米サービス業の強さは依然としてドルの下支え材料だと伝えています。

今日の重要ラインを整理すると、

  • 上の戻り売り候補:157.491
  • 短期の分岐ライン:156.802
  • 下の押し目・下値目標:156.443

です。

つまり今日は、

156.802で止まれば押し目買いを検討
戻して157.491で止まれば戻り売りを検討
156.802を割って戻せないなら156.443方向を警戒

この3つで見ると、かなり戦いやすいです。

焦って真ん中で仕掛けるより、
止まるのを確認して買う
戻り売りの形を確認して売る
このどちらかに寄せたほうが、初心者の方にも取り組みやすい日です。

今日も無理に全部取りにいかず、
取れるところだけを丁寧に狙っていきましょう。
あなたのトレードの参考になればうれしいです。

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