【3月6日・ドル円】有事のドル買いは再燃する? 米指標×日銀観測で“上と下”が割れる日

おはようございます。専業トレーダー komase です。
今朝も朝一番でチャートを確認し、そのあとにファンダメンタルズを整理して、今日のドル円戦略をまとめました。
昨夜のNY時間は、米新規失業保険申請件数が21.3万件と市場予想より良好で、ドル円は157円台後半へ切り返す場面がありました。もっとも158円付近は上値が重く、現在は売り戻しも出ている状況です。
さらに、マーケットの関心は「有事」一辺倒から、米経済の強さと、日銀の利上げ路線(4月も排除せず)という金利差テーマ”へ戻りつつあります。
一方でホルムズ海峡を巡る供給不安が続けば、原油高→インフレ再燃の連想で、相場のボラはまだ高止まりしやすい点も要注意です。
🎣概況
- 米景気(雇用)の底堅さがドルを支える材料:新規失業保険申請件数は21.3万件で低水準、労働市場の安定感が続いています。
- 日銀の利上げ路線が円の下支え要因になり得る:BloombergやReutersは、日銀が中東情勢を注視しつつも利上げ姿勢を維持し、4月利上げの可能性も排除していないと報じています。
- 地政学リスクは継続:ホルムズ海峡の物流・エネルギー供給不安が残り、相場が再び“有事モードに戻る可能性は消えていません。
つまり今日は、
ドル買い材料(米指標・有事のドル買い再燃) と 円買い材料(日銀の利上げ観測) がぶつかりやすく、テクニカルの分岐が効きやすい日です。
🎣テクニカル分析(意識されるライン)
🔷4時間足

- 直近高値の目安:157.993(上はここが大きな壁)
- 目先の攻防:157.173
- 下の押し目候補:156.795
4時間足は、急落後に切り返したものの、上値が重くなりやすい形です。
157.173を上で維持できるかが、上昇継続か再調整かの第一分岐になります。
🔷1時間足

- 直近の戻り高値ゾーン:157.494
- 中間ライン:157.324
- サポート:157.173
- もう一段下の押し:156.795
1時間足は、戻してきたものの上では売りも出やすい位置です。
今日のキモは、157.494を上抜けて定着できるか、それとも157.324〜157.173に押し戻されるかです。
🔷15分足

短期は“戻り→押し”の局面に入りやすいので、
- 157.494超え=上再開
- 157.173割れ=下再開
と、ブレイク方向に合わせてついていくのが分かりやすいです。
⭕今日のトレード戦略
🔸シナリオ1:157.494を上抜けて、157.993を再トライ(順張り買い)
エントリーポイント
- 15分足・1時間足で157.494を上抜け
- 抜けた後に同水準がサポートに変わる(押しても割れない)
利確目標
- 第一目標:157.80付近
- 第二目標:157.993(直近高値ゾーン)
損切り
- 157.494を上抜けたのに、終値ベースで下へ戻される
- または直近押し安値割れ
🔸シナリオ2:157.494が壁になり、157.324〜157.173へ押す(戻り売り)
エントリーポイント
- 157.494付近で上値が重くなる
- 15分足で陰線が増え、RCIが下向きへ
利確目標
- 第一目標:157.324
- 第二目標:157.173
損切り
- 157.494を明確に上抜けて定着(上で足が揃う)
🔸シナリオ3:157.173を割れて、156.795まで調整(下方向の加速)
エントリーポイント
- 157.173を下抜け
- 戻りで157.173がレジスタンス化(上に戻せない)
利確目標
- 第一目標:156.795
- 反発が弱い場合は、次の下値候補へ(短期は深追いしない)
損切り
- 157.173を再び上抜けして、戻り売りが否定された場合
✅まとめ
今日は、ファンダの材料が交錯しやすく、テクニカルの分岐が素直に効きやすい日です。
- 米雇用は底堅く、ドルの下支え(新規失業保険申請21.3万件)。
- 日銀は利上げ路線を維持し、円の下支え要因にもなり得る(4月も排除せず)。
- ただしホルムズ海峡リスクが再燃すれば、相場は再び荒れやすい。
そのうえで、チャートはこう整理すると迷いにくいです。
- 上:157.494を超えたら157.993トライ
- 下:157.173を割れたら156.795へ調整
- 真ん中(157.32付近)は“ノイズが出やすい”ので、抜けてからついていくのが初心者向きです。
今日も無理せず、分岐だけ丁寧に取りにいきましょう。あなたのトレードの参考になればうれしいです。


