【3月11日|ドル円分析】戻りではなく再上昇か。158円台で見るべきラインと3つのシナリオ

おはようございます。専業トレーダーのkomaseです。
今日も朝一番でチャートを確認し、その後に材料を整理して、本日のドル円デイトレード戦略をまとめました。
昨日のドル円は、原油相場や中東情勢関連のヘッドラインに振られながらも、最終的には157円台後半から158円前半まで持ち直す展開となりました。
強い米中古住宅販売件数も支えとなり、下げても買いが入りやすい地合いが続いています。
ただし、相場はまだヘッドライン次第で急変しやすい状態です。
そのため今日は、ただ上を追いかけるのではなく、どのラインで押し目を拾うか、どこを超えたら上昇が加速するかを丁寧に見ていきたい日です。
「今は買いなのか、それとも様子見なのか」
そんな迷いを減らせるように、できるだけシンプルに整理していきます。
あなたの今日のトレード判断の参考になればうれしいです。
🎣概況
ドル円は、原油相場の乱高下や中東情勢を巡る報道に振らされながらも、足元では158円前半を回復しています。
米中古住宅販売件数が予想を上回ったことでドル買いが入りやすくなり、その後の下押しも限定的でした。

全体としては、
- 下げても157円台後半では買いが入りやすい
- ただし上では戻り売りも出やすい
- ヘッドラインで一気に上下へ振れる可能性がある
という、上昇優位だが神経質な相場です。
マーケットは戦争長期化よりも、いったんは終結方向・リスクオン方向を意識し始めているように見えます。
そのため、現時点ではドル円・クロス円は押し目買い優勢で見たいところです。
ただし、この見方はニュースひとつで簡単に変わります。
今日は特に、思惑だけで飛びつかず、チャートの形を確認してから入ることが大切です。
🎣テクニカル分析(意識されるライン)
🔷4時間足

4時間足は、一度大きく下げたあとに切り返し、再び上方向を試している局面です。
GMMAは完全な強い上昇再開とまでは言い切れないものの、短期線が持ち直しており、下値を切り上げる形になっています。
注目したいのは、下で支えられたあとに再度上を試している点です。
これは、売りが一巡したあとに再び買いが入り始めているサインとして見られます。
一方で、4時間足レベルではまだ上に重さも残っています。
そのため、今日は押し目買い優勢で見つつ、上値抵抗で失速する可能性もあると考えておくのが現実的です。
4時間足で意識したいのは、
- 157.299付近:大きめの下値支持
- 157.972付近:押し目候補として意識されやすいライン
- 158.332付近:上昇継続か失速かの分岐
- 158.570付近
- 158.919付近:上昇加速なら次の強い目標
です。
つまり4時間足では、
157円台後半を維持できる限りは上目線寄り、
ただし158.33円台を明確に超えられるかどうかが今日の大きな分岐です。
🔷1時間足

1時間足はかなり見やすいです。
いったん157.299付近から反発し、その後はGMMAの上に戻してきています。
短期線も上向きになっており、流れとしては買い側が優勢です。
今の1時間足で重要なのは、
「戻した」のではなく、下げ止まり後に再び上へ組み直していることです。
意識したいラインは次の通りです。
- 157.299:直近の重要な下値支持
- 157.972:足元の押し目候補
- 158.332:目先のレジスタンス
- 158.570:上抜け後の次の目標
- 158.919:さらに上を目指す場合の到達候補
特に今日は、158.332をしっかり上抜けるかどうかが非常に大切です。
ここを抜けきれないと、
「戻しただけでまた押される」
という展開になりやすくなります。
逆にここを超えてくると、短期筋の買いも入りやすくなり、158.57付近までの上昇余地が見えてきます。
🔷15分足

15分足では、安値からの切り返しがはっきり出ています。
GMMAの並びも改善し、短期的には上昇トレンドに乗せにいく流れです。
ただし、15分足のRCIはやや上に偏っており、
このまま一直線で上がるというよりは、いったん押してから再上昇の方が入りやすい形です。
短期で見るべきラインは、
- 157.824
- 157.972
- 158.332
- 158.376
- 158.683
です。
特に15分足では、
157.972より上で推移できるかが押し目買い継続の判断材料になります。
このラインをしっかり維持するなら、買い目線を維持しやすいです。
一方で、158.332から上は短期の利食いも出やすいので、
上値追いはブレイク確認後の方が安全です。
⭕今日のトレード戦略
今日の基本スタンスは、
押し目買い優先。ただし158.332円の攻防を見てから強気を増やすです。
今のチャートは、完全な下落相場ではありません。
むしろ、下を試したあとに戻してきているので、基本は買い優勢で考えやすい局面です。
ただし、材料相場でもあるため、
- 高値をそのまま追いかけない
- 押し目候補まで待つ
- ラインを割れたら一度撤退する
この3つを守ることが大切です。
🔸シナリオ1:押し目買い王道パターン
エントリーポイント
157.972付近までの押し、または
157.97円台を支えて反発確認後の買い。
利確目標
- 第一目標:158.332
- 第二目標:158.570
- 伸びれば:158.683〜158.919
損切り
157.824割れ、もしくは直近反発安値の下。
考え方
今日はまずこの形を本命に見たいです。
1時間足・15分足ともに戻しの流れが出ているため、
高値掴みよりも押しを待って買う方がリスクを抑えやすいです。
157.972付近は、短期の押し目として意識されやすいラインです。
ここで下げ止まって陽線が出る、RCIが切り返すなどの形が見えれば、買いを検討しやすくなります。
🔸シナリオ2:158.332円上抜けのブレイク買い
エントリーポイント
158.332を明確に上抜け、
その後に押し戻されずキープした場面で買い。
利確目標
- 第一目標:158.570
- 第二目標:158.683
- さらに伸びれば:158.919
損切り
158.332を再度下回る、またはブレイク起点の安値割れ。
考え方
158.332は今日の分岐ラインです。
ここをしっかり超えると、
「戻り売りに押されず、上昇継続へ進む流れ」
が強まりやすくなります。
ただし、ブレイク直後はだましも多いです。
そのため、ローソク足が抜けた瞬間に飛び乗るより、
抜けたあとに支えられるかどうかを確認してからの方が入りやすいです。
🔸シナリオ3:上値失敗からの短期戻り売り
エントリーポイント
158.332〜158.570ゾーンで失速し、
15分足で陰線連発、またはRCIが高値圏から下向きになった場面。
利確目標
- 第一目標:157.972
- 第二目標:157.824
- 弱ければ:157.299
損切り
158.570明確上抜け、または失速高値超え。
考え方
基本は買い目線ですが、相場は一直線には進みません。
特に158.332から上は売りも入りやすいため、
上抜け失敗の形が出た場合は、短期的に下へ押される可能性があります。
ただしこの売りは、あくまで短期の回転狙いです。
4時間足・1時間足が完全に崩れているわけではないので、深追い売りはやや注意です。
✅まとめ
今日のドル円は、
157円台後半が支えになり、158円台前半を回復してきた流れから、基本は押し目買い優先で見たい日です。
ポイントはシンプルです。
- 157.972を維持できるか
- 158.332を超えられるか
- 上では158.570、158.683、158.919が目標
- 下では157.824、157.299が重要な防衛ライン
つまり今日は、
押し目を待って買うか、158.332ブレイクを確認して買うかが中心になります。
逆に、158.33円台で何度も止められるなら、短期的な戻り売りにも警戒です。
ヘッドライン相場でもあるので、
無理に毎回取ろうとせず、形がそろったところだけを狙うことが大切です。
焦らず、シナリオを持って、今日も丁寧にいきましょう。


